料理を始めるあなたへ。最初にそろえたい「5つの道具」
料理をやってみようかなと思ったあなたへ。
うれしいな、そう思ってくれたことが。
今日は、そんな“はじめの一歩”にぴったりな話をします。
最初にそろえるのは、この5つで大丈夫
料理道具って、いざそろえようと思うといろいろあって、何を買えばいいのか迷っちゃうよね。
でも、最初から全部そろえる必要なんてまったくないの。
本当に必要なものだけ、まずはシンプルに揃えよう。
飲食店を20年以上やってきた私が思う「これだけあればまずOK!」な道具は、たったの5つ。
- まな板
プラスチック製のものが扱いやすくて、洗いやすいよ。小さすぎないものを選ぶと、食材がこぼれにくくて安心。 - 包丁
三徳包丁っていう、肉・魚・野菜なんでも切れる万能タイプが一本あれば大丈夫。高すぎなくていいけれど、切れ味のいいものを選んでね。 - フライパン
26cmくらいのサイズで、深めのものがあると炒める・焼く・煮るまで何でもこなせる。蓋つきだと、さらに便利! - 菜箸
料理中に使うお箸。木製や耐熱タイプがおすすめ。テフロン加工のフライパンを傷つけないものがいいね。 - フライ返し(またはシリコンターナー)
卵焼きやハンバーグをひっくり返すときに使うよ。シリコン製は柔らかくてフライパンを傷めにくいから◎。
これだけあれば、ご飯と一品は作れる。
足りないと感じたら、そのときに少しずつ買い足していけばいいよ。
道具は使っていくうちに「こういうのが欲しいな」「これが便利そう」って、自然にわかってくるから。
私も、昔は安い包丁で指を切ったり、焦げつくフライパンで目玉焼きを失敗したりしてたよ(笑)
だから、最初は気楽に、ゆっくりで大丈夫。
ご飯と一品。それだけで立派な晩ごはん
最初は「こんなんで足りるのかな?」って思うかもしれないけど、
ご飯とおかずがひとつあれば、それだけで立派な晩ごはんだよ。
例えば…
- ご飯と、卵焼き
- ご飯と、ウインナーとキャベツの炒めもの
- ご飯と、鶏肉の照り焼き
お味噌汁が飲みたかったら、インスタントだって立派なお助け役。
むしろ私も、疲れてる日はインスタントに頼ってるよ(笑)
一つずつ、自分の「作れる」が増えていくとね、ちょっとずつ自信になるんだよ。
そしてそのうち、気づいたら「定食みたいなごはん」が作れるようになってる。
大丈夫、ゆっくりでいいからね。
電子レンジは、忙しいあなたの味方
料理道具じゃないけど、電子レンジがあると本当に助かる存在。
- ご飯をチンしてあたためる
- パスタを耐熱ボウルでゆでる
- 冷凍うどんをそのまま加熱する
- 野菜(もやし・ブロッコリー)をサッと加熱する
忙しくて「今日はごはん作る気力ない〜」って日、絶対あるよね。
そんなとき、電子レンジがあると“何か食べよう”って気持ちになれるんだよ。
料理の火加減やタイミングにまだ慣れてないうちは、火を使わずに温めたり調理できるのも心強いよね。
一人暮らしには、とっても頼もしい味方だよ。
これから道具のことも、少しずつ話していくね
最初から完璧じゃなくていい。
あれこれ一気に覚えなくてもいい。
これからも、少しずつ「あると便利な道具」や「こう使うとラクだよ」ってこと、紹介していくからね。
料理って、作れるようになると楽しいんだよ。
自分の好きな味を、自分で作れるようになるって、ちょっと特別なことだから。
焦らず、比べず、自分のペースで。
たまには失敗もするかもしれないけど、そんなの当たり前。
もし「これ作ったよ!」って写真でも送ってくれたら、きっとにっこり笑っちゃうと思う。
今日も、遠くのキッチンから。
あなたの毎日が、もっとおいしく、もっとやさしくなりますように。
コメント